桜の樹の想い出

ひだまり 陽子

2007年07月03日 09:24

わたしの幼稚園の頃と似ていて だからわたしにはこの子の痛みがわかった
これ以上何を主張したらいいのか これ以上話す事などない 
言葉がある為に争いが起きたから
この子の痛みはこの子しかわからない だからわたしにできる事は 
この子を楽しい気持ちにさせる事
だからわたしはこの子にとっておもしろいなって想う事を考えて 笑わせる事を考えた
一番してはいけない事は作品を批判する事 わかったような事をいう事
そして心配する事・・・ 心配する = 信じていないって事だから 
だからわたしはこの子の前でこの子を心配しているそぶりは
絶対に見せなかった 自分には心配する権利などないと想っていた 
だってこの子はわたしの先輩だから・・・
わたしより遙かに年下でも わたしより遙かに優れている
わたしより遙かにいいものを作っている
それなのに何でわたしが年上だって理由だけで この子を批判する事が出来ましょう!
それなのにみんながみんな、あの子をいじめる事ばかり考えていた 
だったらわたしに出来る事は あの子をみんなの敵意の視線から解放する事ぐらい・・・
だってあの子は断トツで若くて才能があったから
ねたまれる条件を全て揃えていたから・・・

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